意外だった

またたび(木天蓼)は2種類ある。
正常な物と、異常な物。
正常な物はよく言われる、瓜型の物。異常な物はこぶ状になっている。これを業界では虫こぶといって、非常に珍重される。
虫こぶには薬効成分が凝集している。解明されているのは、またたびにマタタビミバエ等が産卵し、その為に異常成長し、虫こぶになり、また、薬効成分が正常な物に比べて異常に含まれている。

なお、虫こぶにはハエの卵が産み付けられているので、蒸さなければウジが湧いてしまう。それと、蒸して陰干しすると、薬効成分が水溶液に比して溶出し易いという。

なので、木天蓼酒を作るには蒸して陰干しした、物を焼酎付けすれば短期間でいい物を作る事が出来る。


以上(であった)